Windows インストール時にドライブ レターを割り当てる

例によって応答ファイルを使用.応答ファイルの作成は前回を参照するよろし.

標準の動作

通常 Windows では Windows セットアップ によって,ブート パーティションを C とし,ディスク 0 の外周からドライブ レターが振られていく*1

応答ファイルを作成する

めったにないことだが,システムが使用するボリュームのドライブ レターを変更するときなどに使用する.

Microsoft-Windows-Setup\DiskConfiguration\Disk

DiskID プロパティで,編集するディスクを設定できる.また WillWipeDisk プロパティは,ディスクを構成する前に全パーティションを削除するかどうかを真偽値で指定する.

Microsoft-Windows-Setup\DiskConfiguration\Disk\ModifyPartitions\ModifyPartition

パーティションの編集には ModifyPartition 以下を使用する.

PartitionID プロパティで操作するパーティションを指定できる.PartitionID プロパティの微妙な動作*2は,実際にヘルプを参照されたし.

Order プロパティは必須である.複数のパーティションを編集するとき,適用する順序を指定する.そして Letter プロパティで割り当てるドライブ レターを設定できる.

まとめ

作成した応答ファイルはこんな感じになる

ちなみに,ユーザ プロファイルの場所を変更する設定も含んでいる.

*1:未検証だが,そのような動作を行う

*2:パーティション ID 割り当てなど