拡張パーティションを作成した
Windows Vista 以降で拡張パーティションを作成するお話.
Windows XP ではディスクの管理ユーティリティで拡張パーティションを作成できたが,なぜか Windows Vista ではメニューから削除されてしまった.
DiskPart ユーティリティ
ディスクの管理 ユーティリティでは拡張パーティションを作成することはできないが,DiskPart コマンドを使うと作成できる.というわけで以降はコマンドライン インタプリター上で作業する.
今回は外付けハード ディスク (250GB) のすべての領域を拡張パーティションにした.
対象を選択する
何か操作を行う場合,まずは対象とするディスクを選択しなくてはならない.
ディスクの一覧を表示するには list disk コマンドを使用する.この場合,ディスクの総容量から対象は Disk 2 であることがわかる*1.
PS C:\Users\himeno> DiskPart ... DISKPART> list disk Disk ### Status Size Free Dyn Gpt -------- --------------- ------- ------- --- --- Disk 0 オンライン 149 GB 29 GB Disk 1 オンライン 149 GB 13 GB Disk 2 オンライン 234 GB 234 GB
オブジェクト (この場合はディスク) を選択するには select コマンドを使用する.
DISKPART> select disk 2 ディスク 2 が選択されました。
拡張パーティションを作成する
ようやく本題.
拡張パーティションは create partition extended コマンドで作成するが,size パラメータを省略した場合 空き領域がすべて 割り当てられる.
DISKPART> create partition extended DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。
拡張パーティションさえ作成できれば,あとはディスクの管理 ユーティリティで論理ボリュームを作成できる.
*1:実はディスクの管理ユーティリティでもわかる