Automatic Folder Type Discovery を無効にした
Automatic Folder Type Discovery を無効にしたお話.
なにそれくえんの?
Windows Vista 以降の Windows エクスプローラーは,フォルダの内容によって表示する方法*1をテンプレートを用いて変更できる.さらに,テンプレートの種類を自動で選択*2してくれる機能もある.
しかし Windows Vista では残念すぎるため無効にした.
ステップ 1
テンプレートの表示設定を初期化する.
準備
"フォルダ オプション" ウィンドウの "表示" タブを開く.コントロール パネル (クラシック表示) から開くことができる.開いたらコントロール パネルは閉じておこう.
その 1
"フォルダをリセット(R)" ボタンを押下
その後
[OK] ボタンをクリックして閉じる.
ステップ 2
保存された各フォルダの表示設定を削除.
レジストリを操作するが,対象は HKEY_CURRENT_USER なので昇格する必要はない*3.
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\ShellNoRoam
存在すればレジストリ キー BagMRU,Bags を削除.
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\Shell
ここでもレジストリ キー BagMRU,Bags を削除する.
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell
さらにレジストリ キー BagMRU,Bags を削除.
ステップ 3
このステップでは,いよいよ機能が無効になるよう設定する.
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell
Bags\AllFolders\Shell
続くようにレジストリ キーを作成.
ステップ 4
Windows エクスプローラーで適当にフォルダを開き,表示設定を望む状態に変更する.
FolderType で選択したテンプレートに設定が反映される.
そのフォルダと同じ種類のテンプレートにその状態を適用する
- "フォルダ オプション" ウィンドウの "表示" タブを開く
- "各フォルダの表示設定を保存する" にチェックを入れる
- "フォルダに適用(L)" ボタンを押下
- [OK]
おまけ
ステップ 1 を実行すると初期状態に戻る (Automatic Folder Type Discovery が有効になる).